物質化学科の教育方針

■物質化学科は、(1)理学と工学の分野が統合された教育,(2)化学の基礎から応用に渡る教育,(3)新しい機能を持つ物質の開発・合成および測定解析力とそれらの化学に関する応用技術を身につけるための教育を提供するために,機能材料化学コース,環境化学コース,基礎化学コースの三つの教育プログラムを設置しています。JABEE受審対象の機能材料化学コースの教育プログラムでは「基礎力を持ち、環境・安全に関する知識を備えた化学技術者」の育成を目標としています。ここで言う基礎力とは、修了生が化学技術者として材料開発等に従事する際に求められる基礎学力だけではなく、組織で円滑に従事するための礎となるチームワーク力やコミュニケーション力等の能力も含みます。

物質化学科の教育プログラム概要

■物質化学科には,平成16年度からスタートした機能材料化学コースと基礎化学コースの二つの教育プログラムがあります。さらに,平成30年度からは改組にともない,環境化学コースが設置されました。機能材料化学コースは統一基準としての技術者教育プログラム(日本技術者教育認定制度[JABEE]への平成24年度継続審査認定済)に基づき,「基礎力を持ち、環境・安全に関する知識を備えた化学技術者」の育成を目標とする教育プログラムです。基礎化学コースは,化学及び関連する理学から工学にわたる幅広い領域の知識を基に様々な分野で活躍できる人材の育成を目指す教育を行います。環境化学コースは,環境や安全への高い意識を持ち,環境保全やグリーンエネルギーなどに関する知識,技術を生かして活躍できる化学系人材の育成を目指します。

■1年次には,両コースとも物理の科目を含む共通の専門基礎教育により,高校で学習した理工系の基礎知識の確認,整理および統合を行うとともに,より高度な専門的内容を学習するための基礎知識を習得します。3年次から,自らの適正と希望を配慮して,機能材料化学コース,環境化学コースまたは基礎化学コースのいずれかのコースに分かれ,化学および学際領域に関する専門知識の習得および実践を行います。

■これらのプログラムにおける教育以上の高い化学的専門知識の獲得を目指す学生には,大学院博士前期課程(修士課程),さらには大学院博士後期課程への道が準備されています。

日本技術者教育認定制度について

■大学など高等教育機関で実施されている技術者教育プログラムが、社会の要求水準を満たしているかどうかを外部機関が公平に評価し、要求水準を満たしている教育プログラムを認定する専門認定 (Professional Accreditation) 制度です。日本技術者教育認定機構(JABEE : Japan Accreditation Board for Engineering Education / 設立 1999年11月19日)は、技術系学協会と密接に連携しながら技術者教育プログラムの審査・認定を行う非政府団体です。

■機能材料化学コースの教育プログラムは,JABEE(日本技術者教育認定機構)による審査を平成24年度に受審し,認定されています。本プログラム修了生は,技術士の一次試験が免除されます。技術者として海外で活動する場合、または就職の際に優遇される可能性もあります。

■「技術士」は、「技術士法」に基づいて行われる国家試験(「技術士第二次試験」)に合格し,登録した人だけに与えられる称号です。国はこの称号を与えることにより,その人が科学技術に関する高度な応用能力を備えていることを認定することになります。

アドミッション・ポリシー(入学者受入方針)

■物質化学科では,次のような学生を受け入れます。
1.自然現象や種々の物質に関心があり,物事を根本的なところから探究・理解することを志向する人
2.化学をより深く学びたい人
3.物質の仕組みを微視的な立場から明らかにすること,新しい機能をもつ物質を創ったり調べたりすること,またそれらの応用技術に興味のある人
4.化学を通じて山陰地域の発展に貢献する意欲を持つ人
■本学科に入学し,学んでいくためには,高等学校卒業程度の基礎学力,特に,化学及び数学について優れた学力を持っていることが必要です。

学科入試案内

島根大学ホームページ入試情報をご参照ください。

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